マロン散景:春の鼻先?2013年02月23日 09:30

道路脇でみつけた野草のつぼみ
顔をなでる風は氷のような冷たさですが、今朝はなんとなくホワッとした空気感。西に見える鈴鹿山系もかすんでいて、どことなく春のおもむきです。さらに空から聞こえてくるヒバリのさえずりや川の中で泳ぐ魚の群れが、それを演出します。マロンの排出物をかたづけようとしゃがんで地面を見ると、枯れ草の合間から薄青い小さなつぼみが並んでいる姿が目にとまりました。久しぶりに食事を終えたカワウがいつもの場所で羽を乾かす姿も見られました。つい先日も雪が舞い西の山々は真っ白に雪化粧をしていましたが、「やっぱり・・・・」と春が近くまで来ているのを確信しました。
久しぶりに見つけた食後のカワウ

今はカレンダーやTVがあるので、家の中にいても季節がかわるのはわかってしまうのですが、昔々の人はこんな自然の移り変わりから、春の到来を感じていたのでしょう(アニメの「アルプスの少女ハイジ」のシーンを思い出してしまいました)。今日はおだやかな一日になりそうです。