ZTF彗星を撮る(その3)2023年02月19日 11:05


露出条件の手探り結果です
今回はCMOSカメラ:Uranus-Cを使った撮影結果です。望遠鏡は、AskerのFMA180を使っています。星雲星団すらまだ経験がなく、ましてや彗星撮影は”初”だったので、適切な撮影条件は手探り。しかも「ライブスタックデータをfitファイルで保存し、ステライメージにほりこんで1枚の画像にする」ことしかわかっていないので、とりあえず露出時間と累積時間でどう変わるのかを確認。15日は累積時間を3分に固定して露出時間を0.25/0.5/1/2秒として撮り比べ。15日の結果から2秒がよいことがわかったので、16日は露出時間を2秒に固定して累積時間を3/6/10分として撮影してみました。(空の状態は16日のほうが良かったと思います)。
で、比較結果がわかりやすいように
①露出時間:0.5秒、累積時間:3分
②露出時間:2分、累積時間:3分
③露出時間:2分、累積時間:10分
をならべたのがTOP画像です。空の条件の影響もあるかもしれませんが、③がいちばん”尾”が写っているようです。
いまさらですが、AstroArtsのHPにUPされている他の方の撮影条件をみてみると、露出時間をもっと長くされているようなので、次のチャンスがあれば改めて・・・・。
17日は、GAIN値を下げて撮影しておりますので、次の記事で。15・16日はGAIN値:600ですが、星が大きく写ってしまいピントが合ってないように感じるので、GAINを少し下げてみようという魂胆です。
あと、以前に記事にも書いたSharpCap4.1バージョンの追加機能:彗星アライメントですが、15・16日両日試してみましたが、うまく彗星を認識してくれませんでした。これができれば、さらに尾が写ってくれそうでしたが、残念。


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