大きいけど淡い?ウィルタネン彗星撮りました2018年12月11日 23:54


ウィルタネン彗星、撮りました
昨夜(月曜日)、仕事から帰って空を見上げると、なかなかのよい天候。火曜日は雨の予報だったので、月曜夜は諦めていたのですが、念のためGPVをみると上空はスッキリ!はやめに帰ったこともあって「このチャンスを逃すわけにはいかないっ!」と寒さをはねのけ、夕食後ウィルタネン彗星の撮影に取りかかりました。
まずは双眼鏡で大まかに位置を確認するため、彗星を捜索。くじら座のα星と10番星の間あたり・・・・と、あるのかないのかよくわからないけど、大きく広がっているように感じる淡い光芒を確認。
今回は自動導入は必要ないため、セッティングの時間が早いCG-4赤道儀を使用。接眼レンズは倍率を下げるため24mmを使って、まずは眼視で確認。たしかにあります。
ということで、撮影したのが冒頭の写真です。ISO160で30秒撮りの1枚を光量ムラ補正とトーンカーブ調整を行ったものです。この倍率でも、近くの星との位置関係をみると、1枚1枚少しずつ彗星が動いているのがわかりますので、コンポジットは見合わせました。

M42の写り具合。なかなか好条件だったと思います
冬場は、コンディションチェックもかねて撮影するM42もご覧の状態。人工衛星?の光がたくさん・・・・・。