これはやばい!自動導入+縮小コリメート2016年03月13日 16:35

ほんとうは、金曜日の夜に予定していたのですが、寒さと眠さに負け「まあ、明日も晴れるみたいだから・・・・」と翌日に先送りしてしまいました。昨晩も冬ほどではないとはいえ、春としてはかなり良好。前夜ほどの寒さもなく、月が沈みかける夜9時スタートしました。この日の目的は、「自動導入で星雲星団を片っ端から撮る」。最初、日付設定を間違えてしまいとんでもないことに。実は同じことを以前にもやっていて、「何かおかしい・・・」の理由がわかりました。
自動導入が正常動作することが確認できてからは、順調に撮影スポットをめぐり、2時間足らずで18箇所を巡りました。うち2箇所は、電線がかかっていて見づらい写真なので、残りの16枚を以下ご覧下さい。

<冬の定番、ふたご座の散開星団M35>
ふたご座の散開星団M35


<番号続きつながりで、ぎょしゃ座の散開星団M36、M37、M38>
ぎょしゃ座の散開星団M36

ぎょしゃ座の散開星団M37

ぎょしゃ座の散開星団M38


<ふたご座のNGCにも・・・。散開星団NGC2420、惑星状星雲NGC2392(エスキモー星雲)>
ふたご座の散開星団NGC2420

ふたご座の惑星状星雲NGC2392エスキモー星雲


<冬の二重星団、とも座の散開星団M46、M47>
とも座の散開星団M46

とも座の散開星団M47


<春の星座へ、かに座の散開星団M44(プレセペ)、
                            しし座の銀河NGC2903>
かに座の散開星団M44(プレセペ)

しし座の銀河NGC2903



<北斗七星の周りはまさに宝庫:銀河並びM81とM82、
           惑星状星雲M97(ふくろう星雲)と銀河M108、M109>
2つ並びの銀河M81とM82

こちらも2つ並びの惑星状星雲M97と銀河M108

北斗七星γすぐ近くの銀河M109


<定番銀河:M101(回転花火)、M51(親子銀河)>
こちらも定番銀河M101(回転花火)

有名どころ、子持ち星雲M51


<初訪問:M102>
かなり小さい銀河M102

こんな楽ちんに次々に星雲星団を撮影できてしまうと、これまでのようにひとつひとつ場所を探っていくのが苦痛になってしまいそう・・・・。「易きに流れ」ないよう、用心用心・・・。

<使用機材>
ケンコーSE120、笠井SV32mm、パナソニックLX7
ビクセンGPD+SynScanOnGP組込み
<撮影条件・画像処理>
感度:ISO250、絞り:1.4(開放端)、露出時間:40秒/50秒
画像処理ソフトにて、トーンカーブ調整、自動パープルフリンジ修正