性能UP?画像編集ソフトの青ハロ除去 ― 2020年02月29日 19:55
天体写真の画像編集には、A社のソフトが使われることが多いようですが、私は以前からCorel社のソフトを使ってきているので(お値段のこともあり)、今は「PaintShop Pro 2020」を使用しています。
このソフトには以前から「自動パープル フリンジ修正」という調整機能があって、天体写真としては「青ハロ」を低減してくれる便利機能です。以前、SE120で撮影した写真を処理してみましたが、さすがに明るい星の青ハロは完全に除去することはできませんでした。
先日、光害フィルターを使った画像のカラーバランスを調整する方法を試行錯誤していた際に、「ソフトもバージョンアップしたので試しに・・・」と4年ほど前にSE120で撮影したM42を処理してみると、なんと「ほとんど除去できてる!」ことが判明(冒頭画像)。
それじゃあ、ということで、いつものように4枚をコンポジットしてコントラスト調整したのがこの画像です。(まだ縮小コリメート撮影を始めた頃のものなので、星像のゆがみはご勘弁ください)
これなら、SE120を使って撮影した画像でも、なかなかいけるんじゃない?私のようなお気軽撮影なら、ン十万の屈折を使わなくても十分です。しばらく使っていなかったSE120ですが、これから活躍してもらおうか。
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