本質の追究が産んだマツダデミオディーゼル2014年10月23日 23:57

実際に運転してみたい、デミオディーゼル

以前にも話題にしたマツダのデミオディーゼル。自動車商品としてだけでなく、工業製品としてもその技術の高さが話題になっている。結果的に、今年の日本カー・オブザイヤーにも選ばれた(http://www.jcoty.org/result/)ので、注目度もさらにアップするだろう。コンパクトカーにディーゼルエンジンというと、私たちの世代では、ダイハツのシャレードディーゼルやイスズのジェミニ。特にシャレードディーゼル(1,000cc)はかつて代車でよく借りていたので、そのスムーズなエンジン回転と軽やかな走りに感心、代車ながらお気に入りの車だった。今回のデミオ-Dは1,500cc。SUV車のCX-5から採用されているSKYACTIV-Dの技術をさらに熟成。最近のクリーンディーゼルにつきものの排ガス処理触媒装置を使わず、低圧縮比化と燃焼の最適化でNOxやPM発生を抑えているとのこと。これにより、エンジンをコンパクト化でき、燃費向上にも寄与。電気モーターに頼らず、内燃機関の本質を追究した結果といえる。すばらし~い!商品としても、オートマだけでなく6MT車も用意されていて、ディーゼルエンジンの特長を活かした走りが楽しめる。ただ雑誌の試乗記によると、燃費を優先したためハイギヤードで使いづらいのだとか。時期をみて、実際に試乗してみたい。