「狩り」の教育 ― 2008年04月05日 23:37
わが家の居候ねこ一家のおかあさん:チビトラが変な鳴き声を上げながら戻ってきた。獲物を捕まえたときの鳴き声である。まずチビトラのこどものシマチビが駆け寄ってきた。おかあさんが口にくわえてきたのはトカゲの様である。シマチビがおかあさんの近くまで来ると、おかあさんはくわえていたトカゲを地面にはなした。すかさず、シマチビがトカゲを捕まえようとする。おくれて、クロがやってきたが、横やりを入れる訳でもなく、おかあさんと一緒にシマチビの様子を眺めている。シマチビは、捕まえてもすぐ食べる訳でもなく、また解き放しては、また前足でとらえる・・・・の繰り返し。トカゲも自分の役目を納得しているかの様に、すきを狙って逃げるという訳でもない。この繰り返しを20分くらいしたあと、ついにトカゲは動かなくなった。トカゲからみればまさに「生き地獄」であったろう。シマチビは、動かなくなったトカゲを食べ始めた。その一部始終を、おかあさんのチビトラと息子のクロが見守っていた。これから、ムシやトリ、トカゲが現れる季節。わが家には、いろいろな収穫物が持ち込まれることになりそうだ。
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