「現役力」(工藤公康)を読みました ― 2009年06月15日 00:47
昨日は日中気温が高かったこともあり、結局だらりと時間をつぶしてしまった。先週は、「今日は睡眠時間が3時間」なんてことはなかったのだが、なぜか眠い日が多くて、結局昨日のだらりとした1日となってしまった。
とはいえ、まだ気温が上がりきらない午前中に、先日紹介した「現役力」を読んだ。本文中には、「現役力」なんてことばは出てこない。むしろ、「プロであり続けることとは?」というテーマが貫かれてる内容だった。ただし、ここでいう”プロ”とは、わたしたちの生活から離れたプロスポーツの世界というわけではなく、本文中にも「社会人だったら・・・」とか、「学生から社会人になる・・・」というように、一般の人の目線で見ているところもあり、一企業で働くわたしたちにも共通のこととして受け止められる内容である。「最近の新人は・・・・」と書かれていることは、私自身が感じていることと同様で、この本を後輩たちに読ませたいという気持ちにもなり、その一方先輩としてあるいは現役も後半にさしかかったわたしたちの世代が、後輩に対してどう指導すべきか・・・という工藤選手なりの考えが、自身の体験を交えて書かれており、私自身職場でのあり方を反省させられる部分もあった。いずれにしても、現役を続けること、会社であれば定年までただ働くということでなく、自分自身がプロとしての存在価値を持ち続けるために・・・・ということを考えさせられる1冊だった。
最近のコメント