"観望会の定番"を撮る2015年05月03日 12:28

GW前半は快晴続き。月は満月近くて、大気はかすんでいる。星空ながめには良い条件ではありませんが、せっかくの快晴だし土星もそろそろ見ごろの位置になってきたので、5月1日「月」「木星」「土星」という"観望会の定番"を撮影することにしました。


月齢12.3 満月近し
月は月齢12.3。もう満月近いですが、全景を撮影してみました。


木星、もうちょっと模様がくっきりするといいんだけど
木星はこのところ何度かチャレンジしています。最近はRegistaxというフリーソフトを使って、何枚かの写真を合成する技も習得中ですが・・・・。今回は15枚ほどの画像を使って合成してみました。眼視ではけっこうカッチリ見えているのですが、どうも写真ではピンぼけっぽくなってしまいます。レンズとカメラの距離を調整すればもっと良くなるのかな?


土星、カッシーニ間隙が写っているような・・・
同様に土星を撮影。こちらもたくさん写したものの中から、カッシーニらしきものが写っているように見えるベストショット6枚を重ねてみました。15枚重ねよりも良いような気がしますので、合成とはいえ元が肝心なようです。

<撮影機材>
鏡筒:ビクセンED80S、赤道儀:セレストロンCG-4モータードライブ
接眼レンズ:セレストロンズーム8-24mm、カメラ:Panasonic LX7
<撮影条件>
・月・・・アイピース:25mm、感度:ISO100、絞り:f/8、シャッター速度:1/60秒
・木星・・・アイピース:8mm、感度:ISO100、絞り:f/3.5、シャッター速度:1/13
・土星・・・アイピース:8mm、感度:ISO800、絞り:f/3.5、シャッター速度:1/13
(木星と土星は、カメラレンズを35mm版換算でで33mm相当に若干ズーム)

憲法記念日に考える-各紙読み比べー2015年05月03日 20:09


せめて憲法記念日くらいは・・・
昨年はタイミングを逃してしまったので、今年は憲法記念日の当日に、きちんとUPしておくことに・・・。例によって、新聞各紙の社説を読み比べてみました。要約してここに載せられれば気が利いた記事になるのですが、さすがにそこまでの文才は無く、若干の偏見も入ると思うので、リンクを貼ってお茶を濁しておきます。
<朝日新聞>
<産経新聞>
<毎日新聞>
<読売新聞>

新聞社ごとに、改憲派より/護憲派より等の"色"があるのは当然だと思いますが、単に自社の考えを述べるだけでは考え方がどうであれ、新聞の役割としてどうか?と感じました。読者、もしくは国民の意識や悩みをとらえ、時の政権や行政に切り込むことも期待したい。そんな思いに一番マッチしたのは、日経新聞のこの一説でした。

「安倍政権が本気で改憲を目指すならば、世論がなぜ大きく揺れるのか、その理由を考える必要がある。なぜいま改憲が必要なのか、現憲法のどこに不満があるのか。その説明が足りていない。」

改憲派よりの社説では、「まずは"緊急事態条項を"」という内容がおおむね述べられていましたが、"緊急事態に首相の権限を一時的に強める"ことがほんとうに有効なのか?先の東日本大震災の際、首相の権限がもっと認められていたら、事態はもっと良い方向に進んでいたのだろうか?(当時の首相個人の能力の問題もあるが、それはいつの世も同じこと・・・)。
「なにが問題なのか?どうして問題なのか?今の制約のなかでどこまでできるのか?本来はどうすべきなのか?」
私が就職してからずっと上司に指導されてきたことを、政治家の方々にもよく学んでもらいたい。