フリーソフトYIMGで合成に挑戦2015年10月22日 23:59

これまで縮小コリメート撮影のメリットを活かす意味で、1枚撮り(コンポジットなどの合成をしていない)にこだわってきたのですが、先日来のSE120を使った拡大撮影の画像をみていると、「合成したらもっとすごい絵柄になるのでは・・・・?」という期待がわいてきました。
そこで、今回はYIMGというフリーソフトを使って、数枚レベルの手軽な画像合成をやってみましたので、ご覧下さい。YIMGは、4枚までの画像であれば、位置のずれ調整を自動でやってくれるので、かんたんに合成が出来ます。詳しくは、他の方のHP等で詳しい説明があるので、参照されたし。

<アンドロメダ星雲を2枚合成>
2枚合成でここまで。ちょっと迫力・・・・。
アクロマートレンズなので、青ハロ低減処理をしたとはいえ、これくらい出るのは目をつぶりましょう。今までトーンカーブ調整ではあぶり出せなかったアンドロメダ星雲の周辺部が、2枚合成でみごと浮かび上がってきました。私自身としましては、予想以上のできばえです。


<M27あれい星雲を3枚合成>
あれい星雲の淡い部分も現れました
こちらも"銀行マーク"のくぼみ部分の淡い光が、全部ではありませんが現れてきました。星雲自体も全体にくっきり感がでてきて良い感じになりました。(1枚撮りは

2~3枚合成するだけで、こんなにしっかり効果が出るとは「びっくりぽんや!」(ちょっと強引ですが、使ってみました)。うちの庭先で30秒露光×数枚合成で、これだけ写ってくれたら御の字です。
これからの撮影は、合成用に4枚ずつ撮影することになりそうです。(過去の撮影画像も重ねてみたくなってきました。)