16年型アウトランダーPHEV 1年間の燃費状況 ― 2025年03月22日 09:10
昨年3月にデリカD:5が20万キロを目前に故障。その後必要になる修理代や20万キロメンテ費用を考え、ちょうどディーラーの中古車展示場にあった16年型アウトランダーPHEVを購入し乗り換えました。それからちょうど1年がたちましたので、ここで1年間の燃費状況を紹介したいと思います。
中古車ではありますが、走行用バッテリーは交換されほぼ新品でした(バッテリー容量残存率はハイブリッドモニターで95%でした)。使用状況は、平日往復80kmちょっとの通勤(ほぼ渋滞なし、高速運転有り)。平日は充電分は使い切って毎日家で充電しています(今残存率82%まで落ちています)。
経済燃費(充電電気代をガソリン費→量に置き換えた燃費)は青の線、電気代は無視してガソリン給油量だけで計算した燃費はオレンジ線です。右のグラフは全燃料費のうちのガソリン費が占める割合です。冬場にグンとガソリン比率が高くなっているのがよく分かります(暖房のため)。経済燃費は徐々に変化していますが、ガソリンのみ燃費はガクンと変化していて、3つのグループに分かれそうだったので、季節ではなくこの3つのグループ別に集計したのが下の表になります。
年間トータルで、経済燃費:20.4km/L。デリカD:5の10km/Lに比べれば倍走ります(裏返せば、燃料費電気代も含め半分)。気温によるガソリンエンジンの効率や充電エネルギーの消耗とか影響はあったと思いますが、いちばんの影響は夏のエアコン、冬の暖房(エンジン熱利用)で、この違いが青・黄・緑に現れています。
いまEV車のデメリットが注目されて、ネット上でもあれこれ言われていますが・・・。燃費を重視するならハイブリッド車でしょう。昨年乗り換え時に2週間乗ったトヨタ-新SIENTAは先の使用状況で28km/L走りましたから。要はそれぞれの使い方そして好みと車の特性とのマッチングですから、「なにがBEST!」は人それぞれ。私のように満充電では足りない距離を毎日乗る人にはPHEVもいいんじゃないかと思います(新車はバカ高くておすすめできないけど・・・)。
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