「憲法記念日」の社説読み比べ2016年05月03日 15:33


さあ、何匹いるでしょう?
ふだんは、出来事や事実、そのデータが掲載されているもので、特に新聞社によるちがいなど意識することはあまりないと思う。ところが、憲法記念日の各社「社説」は、(従来の言い方を使えば)改憲/護憲の姿勢が出され、その主張の違いがはっきりわかる。
そんなこともあって、憲法記念日には大手新聞社のHPをまわって、各社の社説を読み比べしている。
「要改憲」を主張するのは、産経、日経、読売。今年も「社会情勢と憲法の乖離」「安全保障」「緊急事態条項の必要性」などから、改憲が必要と主張。一方の「護憲」側である朝日、毎日、東京(中日)は、「自由、平和とは」という理念と「現政権や政治家の憲法認識の危うさ」という現実を織り交ぜて(現政権の望む)改憲はすべきでないと主張している。
受験問題の「論説」と比べると、最近の新聞の社説は読み応えがなくもの足らない感じもし、「社説」のあり方も転換点を迎えているのか?と別の問題意識もわいてしまったり・・・・。どこの社説もしっくりいくものがなく、ちょっと残念。
そんなわけで、あまりお勧めは出来ないのですが、新聞や活字から遠ざかっている方、「読み比べ」というエッセンスを交えて、憲法記念日の社説を読んでみてはいかがでしょうか。

※リンクを張ろうと思ったのですが、日が変わると内容が変わってしまいそうなのでやめました。
※冒頭の写真は、本文とは関係ありません。




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