それでもクモはきらい! ― 2008年10月19日 22:28
うちの奥さんは、クモが大の苦手・・・いや、大嫌い。子どもの頃に、いやな思いをさせられたらしい。今でも、クモを見ると鳥肌が立つそうだ。その上、先回の子どもへの刷り込みではないが、わが家のおとうとくんまで「親譲り」となってしまった。先日、「ちょっときてぇ~」と呼ぶ声がするので何事かと行ってみると、「これ、決定的瞬間!」と言ってこの写真の光景を指さした。「これ、ブログのネタになるんちゃう?」とのこと。私がいきものネタのブログをやっているのを知っていて、わざわざ嫌いなクモの光景を案内してくれたのだ。見るのもいや!・・・と言いつつも、こんなことができるところが、冒頭に「苦手」→「嫌い」と訂正した所以である。さて、わが家ではこの小型で白筋のあるクモを”ハエトリ”と呼んでいるが、ブログのネタにするにあたりほんとうに”ハエトリグモ”かと、念のためネットで確認。Wikipediaによると、「その名の通り、ハエ類を含む小型の虫を主食とする益虫」とある。人間の一方的な都合で虫を「益虫」「害虫」と区別するのはやや抵抗を感じるが、特にハエトリグモはあのうっとおしいクモの巣を作ることなく、家の中をチョコチョコ、ピョンピョンと移動する、先入観がなければかわいいムシ(のようなもの)である。その上、ハエや蚊を捕まえてくれるんだから・・・てなことを、改めてうちの奥さんに話してみても、「それでも、クモはきらい!」なのだそうだ。ま、好き嫌いなんて理屈じゃないからね。
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