社会は進歩しているのだろうか?2008年10月23日 21:59

「偽装では?」なんて話もありますが。

今日はかたいタイトルですが、こんなことを考えるきっかけは、会社で若い女の子が「NETってすごいですよね。」と言ったことが発端です。

「こんな動画が一瞬のうちに届くなんて・・・・」「NETってどうなっているのかなあ?」そんな疑問への説明からはじまって、「google earthなんてねェ・・・」「人工衛星って、どうなるの?」「人工衛星ってどうやって空へあげるの?」「えぇっ、そんなことも知らないの?」「スペースシャトルはさあ・・・」「へぇ、アポロ(チョコ)って宇宙船の名前が由来なんだあ」「そういえば、しばらく前に”宇宙旅行”の予約ってやってましたよね」「ぼくらが子どもの時にはさあ、大人になった頃にはほんとうに宇宙旅行ができるって思ってたんだよ」・・・・。「」の間の流れはご想像にお任せします。話がどんどん反れて展開するのは、O型の特徴・・・なんて話もありますが。続きます。「家では、洗濯機や掃除機、カラーテレビとか新しい電気製品がどんどんでてきて、世の中は新幹線や超音速旅客機、アポロの月面着陸って、どんどん技術が進歩しててさあ・・・」「”未来”ってことばにワクワクして、夢と希望にあふれた時代だったんだよ~」なんて、”三丁目の夕日”ではありませんが、昭和のよき時代の郷愁ばなしへと行き着いてしまいました。私たちが子ども時代を過ごした「高度成長期」と比べ、今は先行き不透明、夢や希望どころか「高齢化社会」だの「地球温暖化」だのと将来の暗い見通しばかりが話題になる時代です。たしかに技術は着実に進歩しているのですが、はたして社会はこれで進歩しているといえるのだろうか。先進国から「未開の地」と言われながらも、”しあわせ”を実感しながら暮らせる方が、ほんとうはいい社会なのでは・・・・・?

会社の女の子との他愛もない会話から、こんなことを考えてしまった今日でした。