おもしろいっ!池井戸ドラマ2作品 ― 2013年07月29日 21:01
今クールの連続ドラマがはじまって約1ヶ月がたち、視聴率推移や感想などがネット上でいろいろ出ています。その中で、TBS系の「半沢直樹」、NHKの「7つの会議」は、いずれも池井戸潤氏の小説が原作。ハードなビジネスドラマとでもいうのでしょうか。「半沢直樹」は主人公が次々と自分より格上の悪巧みを暴き啖呵を切る気持ちよさがあり、一方の「7つの会議」は主人公原島がどんどんと底なし沼に落ち込んでいく怖さがあります。「半沢直樹」は舞台が銀行ということもあり、まあ自分の住む世界とは違うこともあって、純粋にたのしみながら見ていますが、「7つの会議」はメーカーが舞台で、各社リコール隠しやまさに今社会問題となっているカネボウのこともあり、人ごととは思えません。たえず、「自分だったら・・・・」そんなことを思いながら見ています。幸か不幸か、こちらは次回が最終回。3ヶ月間、重い気持ちで見続けるわけでもなく、そこんところもうまくできていると思います。この2つのドラマの原作者である池井戸潤氏は私と同世代。銀行員、コンサル業を経て作家になったのだそうです。池井戸氏については、コチラを。(http://www.r-agent.com/guide/interview/201112.html)。悩み、もがいたご自身の経験が、このドラマにつながっているんですね。
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