「間抜けの構造」を読みました2013年03月17日 15:48

「間抜けの構造」を読みました

何か面白そうな本は・・・・と、書店で物色していて見つけました。TVの社会番組にも出ている割に、”人気キャスター”とちがってあまりご自分の主義主張を押し出さない方なので、「これはいいものみっけ」と購入しました。読み始めたものの、あいだに「100円のコーラを1000円で売る方法」1・2をはさんでしまったので、読み終えるまでにずいぶん時間がかかってしまいました(今思えば、まさに”間抜け”な読み方?でした)。さて、本書の内容ですが、前半はとりとめのない?芸人仲間や周囲の芸能人などの”間抜け”なエピソード。後半は、スポーツ・芸術そして映画はては日本文化について、「間」という切り口でたけし流の考えが書かれています。最終章では、ご自分のこれまでの生き方を振り返って、「間」とのつきあいを述べています。たけしさんも本書の中で書かれていますが、日本人にとっての「間」は「空間」であったり「時間」であったり、ときに「人間」という人と人のつきあい方であったり・・・・。それだけつかみ所のないむずかしい”なにか”を、おもしろおかしく時に、てきびしい批判の目で語られております。「聞く力」に次ぐ人気本にもなっているようなので、私がおすすめするまでもないのですが・・・・・・。