冬の夜空をかざる控えめな宝石たち ― 2014年12月24日 23:58
冬の夜空をかざるオリオン座やシリウスのあたりには、たくさんの星雲・星団が存在しますが、色鮮やかなM42・M43や馬頭星雲といった有名どころのかげで、控えめな散開星団もあるようです。今回は、前回撮りこぼしためだたない?星雲・星団を巡りました。
<とも座の散開星団:M46とM47>
双眼鏡であれば、ひとつの視野に収まるくらい近くにいるのですが、いかんせんM46の方は細かいので、あるといえばあるような・・・といった感じで、双眼鏡ではいまひとつです。一方、望遠鏡でひとつの視野に入れると対照的な星団がならんでいていい具合ですが、いま撮影に使っているアイピースとの組合せではうまく同一視野に収まりません。今回は個別に撮影し、次の機会にA80SSでひとつの視野に収まった写真を撮ることにします。
<いっかくじゅう座の散開星団:M50>
このあたりの星団は、以前から何度も巡回したつもりでしたが、意外と気付かなかった存在です。写真に撮っても、なんとなくまばらで地味な感じ・・・・。
<とも座の散開星団:M93>
一段とこぢんまりしてきました。でも、M47、M50にくらべて、ぎゅっと集まっているので、写真に撮ると”集まってる”という感じがして、星団らしく写ります。
<オリオン座の散光星雲:M78>
私たちの世代にはむかしからなじみのある”M78星雲”ですが、実際の姿は意外と地味。最初は「えっ!これ?」とガイドブックの写真と撮った画像を何度も見比べてしまいました。
あらためて撮影した画像を見ると、被写体が地味だったからなのか、大気の状態がイマイチだったからなのか、なんとなく「撮ったどぉ~!」感がありません。ラヴジョイ彗星がインパクト大だったことも一因かもしれませんが、空の条件が良い時に、もう一度撮影してみようと思います。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://inunekotorisakana.asablo.jp/blog/2014/12/24/7523766/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。