「すごい!日本の食の底力」を読みました ― 2015年09月24日 23:57
グルメでもレストランでおいしいものを食べるのが好きという訳でもありません。ただ、最近日本食ブームとか地元の農家と協力して地方の食材を活かした料理を出すお店・・・だとかをTVで目にすることが多く、ちょっと気になっていました。一方で、「天皇の料理番」とか「まれ」とか「食」をテーマにしたドラマも最近多いですよね。そんな「食」と「農業」に漠然と興味がわきつつあるなかで、この本を見つけました。この本では、新しい料理人のあり方を探求し活動する人物がたくさん紹介されています。食材を生み出す農家とタイアップする、調理技術を整理して後輩に積極的に伝える、世界の料理人と繋がり情報交換する・・・・など、日本の職人気質の料理人のイメージとは大きく異なる姿が描かれています。料理人は、食文化の伝道師であり、調理技術の伝達人であり・・・と、料理人という職業が違って見えてくる内容です。
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