三重県民、”想定外”に燃えた夏2014年08月27日 23:23

今年の夏、甲子園のドラマに三重県民は燃えました

やはり、三重県民である私としては、この話題は記事にしないわけにはいかない?でしょう。「逆転劇」の連続で注目された今年の甲子園。「強豪校」でも「注目校」でもなかった三重高校が大躍進し、大阪桐蔭とも互角の試合展開の末、準決勝となりました。そもそも甲子園で一勝することすら5年ぶり、三重県民の代表校への期待は「甲子園でまず一勝」でした。三重県内には、常勝校もなく甲子園出場校は毎年入れ替わり立ち替わり・・・。そんな状況ですから、「三重県は高校野球のレベルは低い」「県内有力校はドングリの背比べ」と多くの県民は思っていたはず。現に今回の三重高校ですら、県予選準々決勝で雨のため5回表でノーゲームとなった試合では、4回終了時点で対戦相手の稲生高校に負けていたほど。

強豪校でもなく突出した選手もいないためか、連日TV報道された甲子園のニュースでは決勝戦まで三重高が話題にされることはなく、負けた対戦相手目線のコメントばかりでした。(さすがにメディアも情報を取ってなかったのか・・・)。東海地区のTV放送でも、当初話題になったのは”バンビ2世”擁する東邦高校と初戦で大逆転劇をみせた大垣日大高校ばかり。そんな中で、三重県民は想定外の三重高の躍進への驚きとあまり注目されないことへのフラストレーションで応援はがぜん加熱。地の利もあって、三重高の地元松阪市以外からも甲子園へ応援に出かける人も試合が進むたび増えていたようです。

決勝戦、多くの県民は「そうはいっても、大阪桐蔭には大差で負けるのでは?」「力の差を見せつけられちゃうのでは?」そんな思いで、決勝戦の行方を見守っていたはず。ところが中盤までは得点は先行。決勝戦においても三重高ナインは県民の予想を裏切ってくれました。

まあそんなこんなで、野球に興味もないわが家の長女ですら注目したほど三重高校の準決勝は、三重県民の力と勇気をあたえてくれました。これで西野カナが三重高にサプライズ訪問したらいうことないですけど・・・・。

コメント

_ g-san1101 ― 2014年08月31日 09:18

三重高校はいい成績をあげられましたね。地元が燃えるのもうなずけます。
ただ、三重高校の名誉のために他県の人間ながら甲子園の度にその特集雑誌を読んで楽しんでいるものとしてお伝えすると、三重高校は昨年秋の東海大会優勝チームで、東海最強と我が家では思っておりました。

_ 抹茶庵 ― 2014年08月31日 17:26

g=san1101さん、コメントありがとうございます。私の周辺でも、三重高が2回目に勝ったあたりから、「実は東海大会優勝以降、東海地区では負けなし」などの情報が伝わりはじめました。(選抜もありますが)来年からは県予選も気になりそうです。

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