「備えあれば憂いなし」を実感2014年08月12日 23:53


避難指示にたいして実際の避難者数は
先週日本列島をおそった台風11号のニュースは、土曜~日曜日にかけTVなどで報道が続けられました。そのなかで、大雨特別警報が発令され、市内全域に「避難指示」が出されたため、当地三重県/鈴鹿市はスポットを浴びたようです。月曜日に会社に出社すると、その話題で持ちきり。遠くの知人や親戚から心配のTELやメールをもらった人も多かったようです。台風が過ぎてからも、「実際避難者数の低さ」や「避難指示の妥当性」がTVや新聞で話題となっております。
わがやも土曜日に近くの防災スピーカから「避難指示」発令と「ただちに命を守る行動を」の放送が流れましたが、雨風の状況や近くの川の水位などから「まだだいじょうぶ」との判断で、結局「避難場所への避難は必要ない」と判断しました。一方、津市に住む会社の同僚は「避難指示が川沿いの地区に限定で出され、実際川が今まで見たこともない水位だったので、念のため避難した」とのことでした。「避難指示」の出され方とあわせて、やはり周囲の状況から判断したそうです。
6月の市報で説明記事がありましたが・・・
今回のことがあって、改めて「避難指示」「避難勧告」「避難準備情報」という3つのレベルがあることを認識。(実は6月の市報で説明されていたようです)実際、避難指示が出された際に、「避難所に避難せよ」というのでなく「避難所への避難や2階以上への避難など命を守る行動をとって下さい」との放送内容でした。このあたりのニュアンスをもう少し3つのレベルでうまく使い分けてもらった方が良さそうです。そのためには、市など自治体レベルでの判断だけではむずかしく、地域や自治会レベルでの状況判断や周知が必要ではないかと感じました。
実際の所、わが家には人・犬きらいのマロンがいるし、大きな鳥かごに入ったコザオもいるし・・・・と、そう簡単に避難所には避難できそうもありません。などなど、実際にこういう状況になってみて、やっと真剣に考えるのが一般的な認識レベルではないでしょうか。台風はそうだけど、じゃあ大地震だったら・・・・。改めて防災を考えるよい機会となりました。

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