雲なし、黄砂なし!5/13の星空ながめ2020年05月16日 12:01


おおぐま座の銀河M101
5/13(水)の夜は、高気圧の東側でこの時期としては好条件。昼間の黄砂も夜には消えるとのことだったので、星空チャンス!今回は、久しぶりにSE120を出動させてみました。
いつものED103Sより少し光景が大きいので、前回うまく写せなかった北斗七星近くの銀河を狙ってみました。
まずは、前回そしてこれまでもうまく撮影できていないおおぐま座のM101銀河です。撮影画像をカメラのモニターで確認してみると、これまでになく写っている気がします。今回は、ISO感度を少しずつ変えて撮影してみました。カメラのモニターではISO感度を下げた暗めの画像の方が、銀河の腕がよく写っているように思いましたが、PC画面ではそうでもないようです。最終的にそれらをコンポジット(8枚)して、光量ムラ、トーンカーブ補正したものがTOPの画像です。これでも、これまででは一番よく写ってます。
今夜はいいぞ!ということで、やはりこれまでうまく写せたことがなかったりょうけん座の子持ち銀河M51も・・・・。
りょうけん座の銀河M51

せっかくなので、近くのM102も。小さくて見栄えはしませんが、逆に条件がよいときでないと写らないと思うので。
りゅう座の銀河M102。う~ん、たしかに小さいですね。
りゅう座の銀河M102

北斗七星のあたりはこのくらいにして、メジャーな球状星団を写しておくことに。前回、M3を撮影したので今回はM5とM13を。
へび座の球状星団M5。なんかちょっとピント合ってないかなあ。
へび座の球場星団M5

そして、ヘラクレス座の球状星団M13。さすが、立派です。
ヘラクレス座の球状星団M13

その後、さそり座が上ってきたのでM4を撮影してみましたが、まだ高度が低いせいかイマイチ・・・。というおとで、5/13は終了です。

<撮影機材/条件>
・SE120+GPD赤道儀
・ハイペリオン17mm+Panasonic LX7
・F1.4(開放端)、シャッター速度:30秒、ISO感度:125~250
・Corel PaintShopの「自動パープルフリンジ修正」→YIMGでコンポジット→フラットエイドで光量補正→PaintShopでトーンカーブ補正・・・。