「アイメイト」(ドラマ:ありがとう!チャンピイから)2008年09月14日 23:57

フジテレビ「ありがとう!チャンピイ」HPより

昨日、フジテレビ系列で放映されたドラマ「ありがとう!チャンピイ~日本初の盲導犬誕生物語~」を観ました。当初、観るつもりはなかったのですが、うちの奥さんが観ていた傍らでちらっと見かけ、つい引きこまれてしまいました。ドラマを観た後、「この人(塩屋賢一氏)はその後、どうやってくらしたんかな?」という妻の素朴な疑問の言葉に、「じゃあ、YAHOOで調べてみよっか・・」(ナイツじゃないけど・・・)と調べてみて、表題の「アイメイト」という言葉に出会いました。盲導犬を日本で最初に誕生させた塩屋氏が、アイメイト協会の創設者とのこと。これまで、盲導犬やそのトレーナーを扱ったドラマはいろいろありましたが、いずれも登場するのは、日本盲導犬協会(だったと思う)。アイメイト協会とは初耳です。そこで、アイメイト協会のHPをのぞいてみると・・・・。どうやら、アイメイト協会はあるポリシーから、日本盲導犬協会とは一線を画しているようです。アイメイト協会の沿革を説明した内容の中に、”1970年:『盲導犬は視覚障害者の目である』というポリシーを貫くため、弁護士を通じて日本盲導犬協会と訣別しました。”とあります。HPをいろいろと読んでみると、なんとなく細かなところで考え方が異なることは感じ取れるのですが、いまいちここで説明できるほどには理解できませんでした。

さて、このドラマの主題歌としてたびたび流れていたのが、中島みゆきさんの「糸」。うたにある「縦の糸」と「横の糸」は、夫婦にたとえられがちですが、このドラマでは塩屋夫妻だけでなく、いろんな”出会った人と人(人と犬)”を象徴しているようでした。アイメイト協会のHPに掲載されているコメントのなかで、チャンピイの飼い主である河相氏は、「だが、静かに振り返ってみれば、もし、あの時チャンピイを私に下さったノーベル大佐に、私が出会っていなかったら、また、そのチャンピイが盲導犬としての適性を持っていなかったらどうだったろう。さらに、塩屋さんと私が出会っていなかったら……。」と、日本初の盲導犬が誕生したのは塩屋氏の尽力はもちろんのこと、いろんな出会いがあってこそ・・・ということを語られています。そんな意味も感じながら「糸」を聴くと、ますますすてきなうただと思ってしまいます。

アイメイト協会HP:http://www.eyemate.org/

日本盲導犬協会HP:http://www.moudouken.net/index.php

フジテレビHP:http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/premium/index_frame.html

中島みゆき「糸」歌詞:http://www.ne.jp/asahi/matchang/net-akichi/sub2_4.html