いぬ、ねこ、とり、さかな、・・・

『なぜ日本人は落合博満が嫌いか？』を読みました。書店でたまたま見つけたのが、この落合監督本と野村監督本。どちらにしようか迷いましたが、やはり中日ファン（というほどでもないんだけど・・・・）ということで、こちらを選びました。著者はあのテリー伊藤。巨人ファンなのだそうです。落合監督が嫌われているという気はしませんが、たしかに功績のわりには一般評価は低い。TVにもほとんど登場しないし、あの日本シリーズの投手交代判断やWBCへ中日選手が参加しなかった件では、たしかに非難の的ではありました。しかし、その理由を聞けば当然の判断と感じられ、結局自ら説明しないことによる誤解が”嫌われる”所以のようです。さらに、最近は「いい人になるのはやめましょう」という主旨の本も増えているようです。この本でも書かれていますが、鳩山元首相のように「いい顔」していては、責任ある判断・行動はできません。他者の評価を気にせず意志を貫く（いわゆるオレ流）、いちいち説明せず「結果で勝負する」ことが、今の日本のリーダーに求められていること・・・・。ICHIRO同様、そこには強い「プロ意識」が感じられます。格やレベルは違いますが、私自身も他人の目を気にする方なので、終始耳が痛い内容でした。さあ、今日も巨人に勝ったみたいだし、今シーズンは優勝だ！落合ガンバレ!!