きのう今日は”春ムード”ですが・・・2014年03月01日 18:07

ちょっとお疲れぎみ?

3月で~す。ということで当ブログも模様替え。といっても毎年同じさくらイメージですけど・・・。先日新潟で雪原を見てきたばかりですが、このところの当地はほんとうに春の雰囲気がただよう陽気です。でも、明日からはまた少し寒くなるみたい。関東では雪がちらつくなどの予報もあるようです。写真は今日のさんぽでのマロン。砂浜をぶらぶらしているだけなのですが、はやくも厚い毛皮のマロンには暑いみたい。春は星ながめにはよい季節ではありません。そんなこともあって、5日くらいまではスカッとした夜空を期待しています。

改めて「縮小コリメート法」について2014年03月01日 21:08

授業で習っていた頃から、光学分野は苦手でしたが、この歳になってまた同じ思いをすることになるとは思ってもみませんでした。そんな私の「縮小コリメート法」の理解は以下の通りです。
(正しい説明とは限りませんので、その点ご了承下さい。)
接眼レンズの後にカメラをセットするコリメート撮影において、接眼レンズの焦点距離よりもカメラレンズの焦点距離が小さい場合、天体望遠鏡とカメラのレンズを合成した焦点距離が以下の関係式で小さくなるそうです。
合成f =天体望遠鏡f × ( カメラレンズf / 接眼レンズf )

PanasonicTZ7(焦点距離4.1mm)
例えば、わたくしの天体望遠鏡SD80mini焦点距離:560mm
TZ-7広角端:4.1mmに接眼レンズ:25mmを使った場合、
合成焦点距離=560×(4.1/25)=91.8mm
すると、望遠鏡の明るさを示すF値は、口径80mmなので
合成F値=91.8/80=0.72・・・・F1.1!
という訳には行かず、最高でもカメラレンズのF値・・・TZ-7広角端ならF3.3ということになるようです。(それでも十分明るい!)

PanasonicLX7(焦点距離4.7mm)
同様に、今回LX-7での撮影のセットでは、LX-7広角端:4.7、接眼レンズ32mmを使っているので、
合成焦点距離=560×(4.7/32)=82.3mm
合成F値=82.3/80=1.0<F1.4(カメラ広角端のF値)
ということになります。
いずれにしても、星雲・星団の撮影に使われる短焦点屈折望遠鏡のF値(F4~F7あたり)に比べ、断然明るい撮影ができることになります。これは、コンパクトデジタルカメラのセンサーが小さいため、短い焦点距離のレンズが使われている恩恵で、高価な一眼レフではこうはいかないのです。もちろんセンサーが小さいためのデメリットもありますが、お金をかけず気軽にそこそこの写真が撮れる・・・・初心者向け、そして私のようにコチラにばかりはお金をかけられない者向けの撮影法なのです。

【ぎょしゃ座の散開星団NGC1907】(3/2 22時訂正)
ぎょしゃ座のあたりを散策中にたまたま見つけた星団です。
スコープテックminiSD80A鏡筒・笠井SV-32・PanasonicLX7、
ISO400、セレストロンCG-4にて追尾、シャッタースピード15秒で撮影。
Corel PaintShop Photoでコントラスト調整
おおいぬ座の散開星団M41