スコテクminiSD80A赤道儀化対策 ― 2014年03月16日 14:10
先日から紹介している「縮小コリメート法」による撮影に、
・天体望遠鏡:スコープテックminiSD80A
・赤道儀:セレストロンCG-4
・カメラ:panasonic LX7
の組合せで挑戦中。笠井トレーディングのSV32mmとカメラを直結し、光軸のずれにはかなり効果があったのですが・・・・。
もともとminiSD80Aは眼視用に作られているため、レンズは比較的よいものが使われているのですが、接眼部が安価なもの。(メーカーも写真撮影には向かないこと公開しています)。このため、鏡筒の下方向:ラック側への荷重はまだしも、横方向への荷重にはガタが大きくドローチューブがかなり傾いてしまうようです。もともと経緯台(ポルタも含め)であれば、鏡筒(回転方向)向きは一定で、たとえカメラアダプター込みでカメラをつけても、ラック側にしか荷重がかかりません。ところが、赤道儀となるとどちらかと言えば鏡筒の横方向に荷重がかかることの方が多くなってしまいます。mini80SDAの鏡筒を赤道儀に載せ替えたものの、前述の問題で光軸がずれてしまうようなのです。
そこで、今回は鏡筒に固定されたベースプレートでの固定をやめて、鏡筒バンドとアリガタプレートを追加購入しよくある鏡筒バンドでの固定保持方式に変更しました。使用時にはかならずドローチューブのラックを下向きに姿勢を変えることで、カメラの荷重に絶えてもらおうという作戦です。
昨晩は、(あいにくの)月夜で星雲星団の撮影には向かない夜でしたが、効果確認のため例によってM42を撮影してみました。
いつものような星像の歪みはなく、効果ありそうです。
<ISO100、30秒の生画像です。ちょうど電線が邪魔して・・・>
これで光軸あわせの問題は一旦終了。あと問題はピント合わせ。次の週末は月出が0時近くになるので、天気が良ければ星空撮影の練習ができそうです。
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